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活動報告- Activity Report -

サロン・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ 京都開催2020年01月 Vol.1-2

1月9日(木)、アンスティチュ・フランセ関西/在京都フランス総領事館において「サロン・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ」が開催されました。

今年で11回目となる在京都フランス領事館でのエピファニーに150名以上の方が新年のお祝いに参加しました。

クラブの会員であるパティシエとブーランジェが60台以上のガレット・デ・ロワを持ち寄りました。キラキラと輝くガレット・デ・ロワからは、芳醇な香りが漂い、列席者は感嘆の声を上げ、写真に収めようと列をなしている姿が印象的でした。

はじめに特大ガレットがクラブの若手会員によって運ばれ、盛大な拍手と歓声の中、ジュール・イルマン在京都フランス総領事に献上されました。今年の特大ガレットは、昨年10月30日に開催されたガレット・デ・ロワコンテストにて、準優勝に輝いた西嶋一力(グレゴリーコレ)さんによって作製されました。

次に総領事から「着任して初めてのガレット・デ・ロワのパーティを皆様と一緒にお祝いすることができ、西野新会長やシェフの方々にお礼を申し上げます。ガレット・デ・ロワは、フランス人にとても愛されており、1月の販売期間は、約3000万個を食すと言われています。それくらい日常になじんだ伝統的なお菓子で、日本でいうと、お正月に食べるお餅のようなものです。私は10年前に日本にいましたが、当時より現在、沢山のお店で売っているのを見て、とても嬉しく感じています。このように浸透したのはクラブの皆さんのおかげだと思います。本日、特大ガレットを焼いてくれた西嶋シェフ、クラブのシェフの皆様が素晴らしいガレット・デ・ロワを作ってきてくれました。くれぐれも中にあるフェーブを飲み込まないように気を付けてください!」とお言葉をいただき、更に1月2日に開催されたパリコンクールにおける2位という快挙についても、賞賛をいただきました。

続いて、当クラブの西野会長が「明けましておめでとうございます。今年も京都にて総領事や京都市議会議長の山本様、田中様、京都市国際化推進室の山口様、そして皆様とエピファニーのお祝いができることに感謝します。2003年のクラブ発足当時と比べ、ガレット・デ・ロワの認知度も高くなってきました。今後もフランスの伝統菓子の普及活動をしていきたいと考えています。」と返礼の挨拶をしました。

そしていよいよ、総領事、京都市議会山本恵一議長、京都市議会議員田中あきひで氏、ベーカーズプロダクション代表の今本氏、マトファージャパン代表の大東氏、西野会長によって特大ガレットが入刀されました。

京都市議会山本議長の乾杯のご発声を皮切りに、いよいよ試食がスタート。列席者は、会員の香り豊かなガレット、パン(ブーランジェリービアンヴニュ、サ・マーシュ)、チーズ(ラクタリスジャポン協賛)やコーヒー(ネスレネスプレッソ㈱協賛)を次々と堪能しました。  

今年も献上用の特大ガレット・デ・ロワには、6個の特別なフェーヴが隠されており、これに当たった方々にはアンスティチュ・フランセ関西から素晴らしいプレゼント、クラブからはバカラパシフェック株式会社のタンブラーが贈呈され、さらに会場は熱気に包まれました。

こうして京都の夜は更け、クラブ理事の西川シェフの中締めの挨拶で締めくくられ、参加シェフ達の写真撮影を最後に京都領事館における新年の宴は終了しました。

ガレット・デ・ロワをご提供いただいた会員は下記の通りです。 
(順不同、敬称略)                  

西野之朗(メゾンドプティフール)、永井紀之(ノリエット)、寺井則彦(エーグルドゥース)、林雅彦(ガトー・ド・ボワ)、西川功晃(サ・マーシュ)、多田征二(パティスリーエトネ)、ビゴの店(ビゴ・ジャンポール太郎)、門前有(シャルルフレーデル)、栗原栄徳(パティスリークリ)、髙木基弘(ルシェルシュ)、寺田和行(レストランドゥースール)、新井和碩(パティスリー・ア・テール)、妻鹿祐介(ミラヴェイユ)、山下大輔(コムシノワ)、西嶋一力(グレゴリーコレ)、上田正嗣(ラトリエ・ドゥ・マッサ)、櫻井健太(パティスリーサク)、全美乃(ラ・パンセ)、安井文崇(菓子工房ルーヴ)、今西克彦(パリジーノ&アトリエ・ドゥ・ママン)、JEAN-PAUL HEVIN JAPON 、栗田敏子(スーチアン会員)、福井とし子(スーチアン会員)、今西愛美(スーチアン会員) 

コーヒー協賛:ネスレネスプレッソ株式会社
チーズ協賛:ラクタリスジャポン