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活動報告- Activity Report -

大阪 伝統菓子講習会開催2019年07月

7月25日(木)イワセ・エスタ 大阪講習会会場にて伝統菓子講習会が開催されました。
 
今年は、昨年度ガレット・デ・ロワコンテストの優勝者の石沢美樹さん、そしてアテールの新井シェフ、アヴランシュゲネー上霜シェフ、アステリスク和泉シェフ、特別にマビッシュの村田シェフが講師を務めました。 
 
副会長林シェフの挨拶の後、(株)イワセ・エスタ大阪の浅井社長からのお言葉をいただき、大森由紀子さんの解説のもとデモンストレーションがはじまりました。                                
 
最初に、アテールの新井シェフの「フランマスカルポーネ」からスタート。材料の説明から製法、そしてマスカルポーネやメープルシュガーを使うことによりコクを出す等、製法の工夫や味のポイントを詳しく説明をする姿に受講生は、真剣にメモを取り、耳を傾けていました。 
  
続いて、今回の特別講師のマビッシュの村田シェフの「タピ・ド・ヴェール」。緑の絨毯という意味通り上に緑色のパートダマンドをのせたクラシックなお菓子に自己流のアレンジやこだわりを施していました。 
 
そして講習会前半の最後は、昨年のガレット・デ・ロワコンテスト優勝者のビゴの店、石沢美樹さん「ガレット・デ・ロワ」の講習でした。これまでのビゴの店のコンテスト挑戦者から聞き、自分流にアレンジした製法や材料の選定に受講生、そしてサポートのクラブの会員シェフ達は、熱いまなざしを注ぐ姿が印象的でした。ある意味型破りなパン屋さんならではの製法に驚きとともに感嘆の声を放っていました。  
           
休憩を挟み、アステリスク和泉シェフの「オベラ ノワゼット」に。和泉シェフの全ての作業においての丁寧な製法は、日常的に行っている仕事の大切さを伝授しました。  
 
最後は、「サンマルク セゾニエ」を上霜シェフ(アヴランシュゲネー)が担当しました。サンマルクというお菓子を夏向きにアレンジし、パッションの風味とショコラの甘みを合わせた逸品を披露し、受講者を大いに沸かせました。 
  
その後、サポートシェフの紹介を得て、寺井シェフからの締めの挨拶では、「私達のこのクラブの目的は、伝統的なフランス菓子を若い職人さんに伝授し、育てることを目的としています。本日このような素晴らしいシェフ達のデモンストレーションに是非、積極的に参加をしてほしい。」という挨拶を最後に今年の講習会は終了しました。 
 
 
参加講師とメニュー、試食用のパン・菓子の提供、また協賛頂いた会員企業、サポートシェフは下記の通りです。
 
【講師・メニュー】
石沢美樹(ビゴの店): ガレット・デ・ロワ
新井和碩(パティスリーア・テール): フラン マスカルポーネ
上霜考二(アヴランシュゲネー): サンマルク セゾニエ
和泉光一(アステリスク): オペラ ノワゼット
村田博(マ ビッシュ): タピ・ド・ヴェール
 
解説:大森由紀子(フランス菓子研究家) 

 
【協 賛】(50音順)         
株式会社イワセ・エスタ大阪、タカナシ販売株式会社、株式会社ナリヅカコーポレーション、日仏商事株式会社、日清製粉株式会社、ネスレネスプレッソ株式会社、株式会社前田商店、株式会社マトファー・ジャパン、株式会社明治、森永乳業株式会社、ラクタリスジャポン 

幹事・会場提供:   株式会社イワセ・エスタ大阪 

ディスプレイ提供 : 株式会社マトファージャパン

  
【サポートシェフ】(順不同) 
林雅彦(ガトー・ド・ボワ)、寺井則彦(エーグルドゥース)、林周平(モンプリュ)、多田征二(パティスリーエトネ)、門前有(フランス菓子シャルルフレーデル)、栗原栄徳(パティスリーKuri)、髙木基弘(ルシェルシュ)、大下尚志(ブーランジェリービアンヴニュ)、妻鹿祐介(パティスリーミラヴェイユ)、西嶋一力(グレゴリーコレ)、山下大輔(コムシノワ)、谷口佳典(ブーランジェリーフリアンド)、ジャンリュック・ムーラン(ホテル阪急インターナショナル)、玉腰智也(パティスリークロシェ)、渡邊雄二(ドゥブルベボレロ)、櫻井健太(パティスリーサク)、矢倉実咲