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活動報告- Activity Report -

学生&若手職人対象伝統菓子講習会開催2023年08月 Vol.5

クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ(会長 永井紀之)は、8月1日(水)、ドーバー洋酒貿易株式会社にて、調理・製菓製パンに従事した学校の学生と30歳以下の職人が参加し、ガレット・デ・ロワ及び伝統菓子を披露しました。

講師は、当クラブ理事の伊藤(メゾンドゥース)シェフと捧(パティスリーユウササゲ)シェフ、そして会長の永井(ノリエット)シェフも解説とともにデモンストレーションを担当しました。

まずは、伊藤シェフの「ガレット・デ・ロワ」からの講習からスタートしました。第10回ガレット・デ・ロワコンテストで優勝してから、シェフが作り続けてきた中での気づきや配合の変化まで、丁寧な説明をしながら細かい作業を実演しました。

続いて、捧シェフのヌーベルガレット・デ・ロワ ショコラ・フランボワーズに。試作をする過程について、甘さの調節や自らが求めているフィユタージュを作りだしていった工程やお店での通常の仕事の話も交えながら伝える姿に受講者は、耳を傾けながらメモをとっていました。

それぞれのガレット・デ・ロワに舌鼓を打ち、休憩後に永井シェフのクラシックな「サントノーレ」の講習が始まり、このお菓子ができた時の由来や歴史、フランスの菓子事情等も詳しく解説をしながら、デモンストレーションを展開しました。

その後、職人として地道な日常の仕事の大切さや今までの経験を話しながら、伊藤シェフが「サントノーレキャラメル」、捧シェフの夏をイメージした「サントノーレマング―パッション」といったアレンジしたサントノーレのアイデアや技を惜しみなく披露し、会場を沸かせていました。

受講者、参加シェフ達からも質問が飛び交い、立場や年齢が違えども、学んでいく姿に、職人としての成長や学びの姿勢は一生涯続くということを身をもって伝授できたとても有意義な講習になりました。。

その後、サポートシェフの紹介を得て、会長の永井シェフからの締めの挨拶を最後に、歓喜に包まれながら、今年の学生&若手職人対象の講習会は終了しました。

 

参加講師とメニュー、協賛頂いた会員企業、サポートシェフ・スタッフは下記の通りです。 

1. 【講師・メニュー】

伊藤文明(メゾンドゥース):ガレット・デ・ロワ、サントノーレ キャラメル

捧雄介(パティスリーユウササゲ):ガレット・デ・ロワ チョコラフランボワーズ、サントノーレ マング―パッション

永井紀之(ノリエット):サントノーレ

解説:永井紀之(ノリエット)、大森由紀子(フランス菓子研究家)
  

【協 賛】(50音順) 
        
日清製粉株式会社、ネスレネスプレッソ株式会社、株式会社前田商店 

会場提供:   ドーバー洋酒貿易株式会社 関西支店 

特別協賛:   タカナシ販売株式会社

【サポートシェフ・スタッフ】(順不同) 
丸山正勝(ルガリュウM)、フレデリック・マドレーヌ(ル・ポミエ)、濱田舟志(菓子工房グリューネベルク)、石井亮(パティスリービガロー)、大亀善孝(ヴィロン)、武田利秋(リューコレット)、片田健二郎

 

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