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活動報告- Activity Report -

「Nouvelle Tradition à ma façon」開催2013年05月 Vol.3

クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワでは、5月30日(木)に勉強会・交流会「Nouvelle tradition à  ma  façon」(~新たな伝承、私流のお菓子~)を開催しました。
今年で2回目の試みとなった初夏のイベントは、株式会社エフ・エム・アイ 東京本社テストキッチンにて、シェフ会員、プロフィッショネル会員、そして特別参加のシェフ達、スーチアン会員が参加しました。
シェフ達が日常お店で作っている新しいオリジナルの伝統菓子、地方菓子(今回のイベントのために創ったもの等)を持ち寄り、試食をしながらそのお菓子へ想いなどを語るという企画は、プロ、アマを問わずとても興味深い内容となりました。
当クラブ会長の島田の挨拶に続き、株式会社エフ・エム・アイ 執行役員 矢ノ倉氏からのお言葉の後、順番に各自が持ち寄ったお菓子の説明や思いを語りました。約15種の菓子は、基本に忠実な伝統菓子のほか、和素材を使ったり、デザインをがらりと変えたりとさまざまな角度からアレンジした”私流〟の伝統菓子。各シェフの伝統菓子に対する考え方、修業時代に出会った菓子の思い出、製法するまでの努力や工夫。「地味なお菓子で売れなかったので、由来や地方の写真を店頭に出したら売れました!」等のアイディアの披露や店頭での値段の質問等もあり、様々な質問や意見が飛び交いました。特にシェフ達の言葉に熱心に耳をかたむけて、メモをとるスーチアン会員の姿は印象的でした。続いて試食にはいると、沢山の種類のお菓子をつまみながら、直接シェフ達との交流を図り、和やかな雰囲気の中で終了しました。

今回、参加した会員と持ち寄った菓子名は下記の通りです(ABC順、敬称略)。
江森宏之(Le Tao): アントルメグラッセ(シャルロットフレーズデボワ、マルジョレーヌ)
堀江新(ラヴィ・ドゥース): スペキュロス
丸山正勝(LE GARUE M): タルト・ノルマンディー
三鶴康友(ダロワイヨ・ジャポン): オペラブラン、オペラ抹茶
門前有(フランス菓子シャルルフレーデル): ビューニュ・ド・リヨン(4種)
永井紀之(ノリエット): ポローニュ
長根山仁志(モンタンベール): ブッション
及川太平(アン・プチ・パケ): ミルリトン
島田進(パティシエ・シマ): バスク
寺井則彦(エーグル・ドゥース): フォレノワール・ア・ラ・ピスターシュ
ジャンポール・チェボー(JPTクッキングステュディオ): カヌレフレーズ

特別参加
濱田舟志(ラ・テール): グロロン
河田勝彦(オーボンヴュータン): プリュノー・フーレ